当日の10.21国際反戦デーには、経済2闘委では「セクトが仕掛けている政治闘争に、日大闘争のバリケードをおっ放っての参加はまかりならん!」。
個人的に行きたければ自由参加。
経済のヘルメットは着用禁止。
経済の旗は持ち出し禁止にした。
 
日大全共闘に存在した隠れセクトの連中は公然と参加し、ヘルメットは党派支給のものを堂々とかぶっていた。
日常的な隠れセクト生活のうっ積を晴らすように。
ただし、機動隊とぶつかることの楽しさだけで個人参加したもの多数。
経済バリでも当日の夜は閑散としていた。 
主に新宿で楽しんでいたようだ。
幸なことに検挙される人間はいなかった。

社学同が攻撃する防衛庁の正門に向って右方向に信号交差点があり、それを左折して坂道を下ると職員、業者用の裏門がある。
夜のテレビのニュースにここを出入りする職員達の姿が映っていた。
社学同は防衛庁に乱入する気がないことは直ぐ分かった。
只のマスコミ、周囲向けのパフォーマンス。
故藤本委員長の正体が推察できた。 
行動隊長は日大全共闘Yさん。

翌年の1.18御茶ノ水カルチェラタン闘争で、中央大、社学同部隊が機動隊との前線を担当することになっていた。
「日大は手を出すな」と言われていた。
小生の目前で彼等は50人ほどのデモ隊列で機動隊の楯の列に向って行った。
丸腰で「官憲粉砕、官憲粉砕」と叫びながら…。
すごいと思った、さすが全学連。
 
しかし、機動隊隊列の30メートル程前でUターンをした。
「官憲粉砕、官憲粉砕」と叫びながら中央大中庭に帰っていった。
機動隊を勇敢に粉砕したとの総括集会を開始していた。
お馬鹿ちゃん。
 
その後、YWCA前では機動隊に対し、日大経闘委による歴史的なバケツ催涙弾ふりかけ作戦が行われたのである。
                                     経闘委OB wrote
                               (投稿掲載の承諾を頂いています)

  写真集をアップしたら、私のコメントに異議有り・・、と経闘委OBより投稿があった。新左翼のサラブレッド ”BUND” でも先頭を切ったのは日大全共闘「隠れセクト」の皆さん。
歴史とは聞いて見ないと分からないものだ。
この件についてBUNDさんからの抗議が無い事を祈ります・・・  管理人。
 
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