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■2013.09.30  night  管理人

全員集合、
ここで何時もなら、前に出て自分のカメラで集合写真を一枚撮るのだが、昨夜は違った。
両脇を芸闘委の美女に挟まれたもので、
この位置を一度離れてしまうと、再度この位置の確保は無理なので、
仕方なく、カメラを前方に突き出しパチリ。

誰かが写真集を持ち込んでいた。
「これ見て見て、マリアだよ」
写真集を私に示した。
注、「あの時代に恋した私の記憶-日大全共闘」の326ページ(佐々木美智子写真集  鹿砦社発行 \7000)
秋田さんとツーショットで写るマリア。
私は目の前にいるマリアと写真を見比べた。
(写真の)マリアと、(目の前の)マリアの差、
一言、「(この落差は)完全に”犯罪”だな」
マリア、「ひどい!」

「おめでとう!」
文闘委の先輩がそういって横に座った。
私は色んな事につけめでたい男なもので、何がめでたいのか良く分からなかった。
仕方ないから調子合わせてニコニコしていたら、
「今日で、ホームページ開設10周年だね」
言われて気が付いた。

我ながらよく続けれたと思うが、正直、疲れている。
JUNさんにも、
「すっきり、リタイアしたら」
そういって声を掛けられた。
如何したものか。




■2013.09.29  morning  管理人

朝シャンをする。
季節の変わり目だろう、トラップに白髪の抜け毛が沢山引っかかっている。
もう、後から勢い良く生えてくる歳ではないのが哀しい。
シャンプーで季節の変わり目を感じる歳になった。



「エッ、お前さん知らなかったの!」
「このHさんは、当地で一番最初に”反戦青年委員会を名乗った二人のうちの一人だよ」
「後から来た社会党系にね、是非、うちもやりたいので名乗らせてくれってお願いされたらしいよ」
「お前さん、知らなかったのか・・・」

Hさんとは2004年だったかイラク開戦の時、反戦平和の市民グループを立ち上げた時に知り合った。
10歳ほど年上、グループでは最年長組だった。
今は反原発市民運動で孤軍奮闘している。
同窓会は私の呼びかけでなく、二次呼びかけで参加してくれた。
「そうか、Hさんは”元祖”反戦青年委員会だったのですね」

同窓会は当初の予想通り、お銀をそっちのけで盛り上がったが、
これもお銀が帰還しなければ無かった訳だから、お銀に感謝。
そんなお銀に私はもう一つ重大な任務が残っている、
無事東京まで護送(送還)する役目。
ここだけの秘密なのだが、残留されると当地の平穏が大いに乱される訳で(笑。

今日はその役目を果たすのだ。




■2013.09.28  morning  管理人

お銀と”あの時代”の同窓会の前に喫茶店で1時間程話した。
多分、その喫茶店が初めてお銀と会った店だったと記憶している。
お銀を東京に送りだしたのは私と書いたが、正確にいうと東京の桃井コンミューンに送りだした。
宮澤君、会長さん、義一君のいる桃井コンミューン。
喫茶店で、東京に着いたその後を初めてお銀から詳しく聞いた。

「桃井はさあ、夜になるとさ、もう人でいっぱいになるのよ」
「一度数えた時は六畳間に16人入っていてさ・・・」
「それでさ、**くん(私)が居た部屋に入れてもらったの、義一さん、嫌がったけどね」
「宮澤さんに随分世話になったの」
「それでさ、赤坂の化粧品会社のアルバイトも一緒に行ったよ」

「それからOさん(理闘委機械科の三年)に仕事世話してもらって少し働いていたけど辞めて、それから札幌に流れたの」
「北大のA君を頼ってさ」
A君と云うのはこの日記に度々登場する北大全共闘の私の悪友。
「それでさ、北大の皆さんにも、それにMさんにも随分とお世話になってね」
Mさんというのは、大菩薩峠でパクられた北大医学生の事。

「それでさ、それから又東京に舞い戻ったの」
「この間は4〜5年かな」
「それでさ、真面目な仕事に就いてからも日大の皆さんには随分お世話になったよ」
「60歳で仕事辞め、年金で静かに暮らしているから」

ここで、私でないと言えない突っ込みを入れた。
「それでお銀、その間、お前さん”男”は居なかったのか?」
「そうよ、ずっと独りよ」
「私はずっと独り」
「それが・・・・・・何か?」
「それよりもさ・・・憶えている、あのゲバルトの時、楽しかったよね!」

お銀は、
お銀らしく、
変わらず、
あの時代を背負い続けている。




■2013.09.26  morning  管理人

週末、二つの同窓会が連チャンである。
連チャンなもので結構ハードスケジュール。
一つは日大930の会同窓会。
ある後輩はこれを「全国総決起集会」と言っているが、私の場合、それは少し腰が引ける。
勇ましい言葉はかつて嫌というほど使ったので、私は「同窓会」でいいと思っている。

かつてを想い起こし、
記録にとどめ、
そして今をつなぎ、今の立ち位置から無理せず出来る事をする。
私の場合、かつて無理をし過ぎたもので、
この歳になると無理のない範囲という事を心がけている。

もう一つは当地地元での同窓会。
お銀と呼ばれた最強の女史が40数年振りに女子大の”真面目”な同窓会で帰還してくる。
その呼称の通り、かつては東映のヤクザ映画の姉御さん顔負けの女史である。
真面目なアカデミックな同窓会は同窓会でやって頂き、それとは別にかつての仲間で同窓会をやろうと云う事になった。
その幹事を、何かのはずみで私が仰せつかっている。

取り敢えず、私が消息を掴んでいる範囲に連絡を入れた、そして連絡の取れた者が消息を掴んでいる者へ連絡を飛ばしてくれた。
それが幾つか繰り返されている内に、女子大(ノンポリ含)→国立大→短大→高校生(当時)→反戦と呼ばれた労働者、と結構な人数になってしまった。
前述の後輩の弁を真似れば、まさに「労学共闘集会」の様相(笑。
しかし、このサークルの中に何で日大が居るのか不思議な話だが、
そして、名前を見ると「これは本当にお銀の知り合いかな?」と首を傾げる方もいる。

結局は、お銀をダシにして当地の”あの時代”の同窓会の様相を呈してきた。
私はそれでいいと思っている。



■2013.09.24  morning  管理人

未だ宮澤君が現役バリバリの頃、
機関紙 Zenshin が帯封で定期的に自宅に送られてきた。
帯封はそれなりに新聞の素性が分かる訳で
その頃は私もまだ現役効果が残った身で、地元警察署の定期的な巡回訪問を受けていた身だったし、
正直、それ(機関誌の郵送)には困った、せめて封書で有ればと思ったものだ。

それから40数年経つが、ポストを見ると帯封の機関誌が。
帯封には「宣伝紙」とある。
それで、中身は・・・・・、
勿論、「Zenshin」ではない。
世の中変わったのか、それとも私が変わったのか、私に購読の案内が来るのだから。

お銀が週末に帰って来る。
この一件のさわりは5月13日から15日の日記に詳しく書いている。
定かな記憶は既に失せてるが、彼女が当地を離れたのが'72年か'73年、それから40年以上経っている事は確か。
彼女が当地の女子大を卒業した際、本当に当地を離れる意思が有ったかどうかは、それも定かではないが、「東京に行きたい」、その一言で、最後は私が尻を蹴って東京へ送り出した。
それが本当に良かったかどうか、その真意は未だお銀に確かめていない。

そんな経緯もあり、
彼女の40年振りの帰還大歓迎会を私が段取りしている。
地元国立大、公立女子大、高校生の各全共闘、それに当時”反戦”と呼ばれ70年闘争を共に闘った労働者の方。
声を掛けると次から次に参加者が増え、当時の当地の、世間様に言わせれば”ワル”い奴らが集合。
地元では殆ど関係ない私がなんでその”つなぎ役”をやるのかと言うと、
それは私が「日大全共闘」だからだろう、と勝手に思っている。




■2013.09.14  night  管理人

先日、涙ポタリポタリと書いたが、
この曲、一分を過ぎる頃から涙が滲んでくる。
目を閉じると”あの時”の情景が頭の中を流れていく。
「何時の時?」かって、それは秘密なのだ。


上のプレヤーをストップして再生を

週末、木金と出張していた。
勤める法人の勉強会を催していた。
この勉強会は私が企画立案したものだから結構なプレッシャーが。
会場を替えて二日連続、拠るべき法と制度の勉強、初日は○、二日目は△かな。

テーマは貧困。
仕事柄、深刻な貧困問題に関わることが多くなった。
突然、立ち行かなくなる生活、
困窮を極める貧困、
連鎖する貧困、
連鎖する虐待と育児放棄、家庭崩壊。

この業界、相談員がメンタルに陥る事例が多発しているそうだ。
そこまでは未だ行っていないが、65歳をして全く違うステージで四苦八苦している。

 


■2013.09.10  morning  管理人

私等、元日大全共闘有志でML(メーリングリスト)を組んで日々の情報交換しているということは以前ここに書いた。
今日の朝、そのMLの一通を開いた。
仲間の訃報を嘆くものだった。

一行一行、読み進むと涙がポタリポタリ。
人は百の言辞を弄したものより、ポロリとこぼれた落ちた数少ない言葉にココロ打たれるというが、
それが今日のMLの一文だった。
ここにそれを紹介したいが、MLはそういうルールでないので残念。

涙を拭いて上を向くと、
宮澤君、義一君の、顔が浮かんできた。




■2013.09.09  morning  管理人

影響は同原発の港湾内0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている
健康問題には今までも、現在も、将来も問題ないと約束する

世界に向かってこう約束したのだから、
だからもう大丈夫、
港湾内0.3平方キロメートルの範囲を除いて心配する事は無いのだ、
安全なのだ。

だから仮に、万一、万一だが、放射能被害が発生したら、
万全の体制で、
どんなにお金が掛ろうが、
ありとあらゆる努力を払い、
あてにならない東電は別として、国家が救済してくれるはずなのだ、
世界に発した約束だから。

もう安心なのだ、心配しなくてよいのだ。





■2013.09.04  night  管理人

遠く離れているもので他人事のような物言いですが。

あんだけ高レベルの汚染水垂れ流して、
それを止める目途も無く、多分、今後も将来に渡って垂れ流すだろうし、
そして貯蔵しきれなくなった汚染水は最後は闇夜にこっそり海洋投棄、
計り知れない海洋汚染が待っている。

今現在貯蔵している汚染水だけなら、
素人考えでは、金に糸目をつけず仏の企業に法外なコスト払って処理することができるかもとも思うが、
汚染水は次から次に際限なく増え続ける訳で、
対策に何百億使おうが気休めに過ぎないのではと私は思う。

そこで、素朴な疑問なのだが、
直下の福島はさて置いて、近接の首都圏の人達がどう考えているのか、
事態はチェルノブイリ以上だと云う識者もおり、
チェルノブイリを例を取るまでもなく、首都圏は汚染の影響を避けられない圏内に入る。

フクシマにはメルトダウンした原子炉、増え続け処理できない汚染冷却水、施設内に放置されている使用済み核燃料、
徐々に徐々に増大する汚染と、些細な何事か有れば一気に起きるだろうクライシス。
しかし首都圏では、極わずかな人を除いて表面上は全く平常で、以前と以後で全く変化のない生活を多くの人達が営んでいる。
これって、私は異常だと思うのだ。

僅かなきっかけでクライシスが起これば、
首都圏での不動産を主とする資産価値は一気に失せる、それはフクシマの比ではない、それを引き金に日本経済はマヒ状態に陥る、
それなのに、多くの人が変わることなく不動産資産に執着し、それに多額の金を費やしている。
難しい経済の事は分からないが、素人が考えてもこれは将来的に非常にリスクのお高い投資ではないかと思うし、損得勘定が全てに優先する経済優先社会では、かなりの確率で発生予測できるリスクを回避し安全策を取らないって事はとってもイレギラーな事だと思うのだが。
どう考えても、やっぱ異常だわ。
金持ちは既に対策しているのかもしれないが・・・・。

これってのは、
個人も、社会も、そして国家も、自ら意識して思考停止。
「見ざる、言わざる、聞かざる」、それに「考えざる」状態なのだろうか?
それを思い及ぶ事は恐ろしい事だし、
取り敢えず、今を”全否定”しなければならなくなるし、
誰もそんな人知を超えた恐ろしい事は考えたくないから。

しかしだ、
日本にとって今絶好の事は、当面の間、考える事をそらすオリンピックの馬鹿騒ぎ。
お金はじゃんじゃん舞うだろうし、つかの間、原発の事から気が逸れるかも知れないから。
そうでないと、日本の国の「平安な秩序」は持たないだろうし、そうやって秩序は保たれるのだから。
有りもしない地獄絵を描き、回避できない危機を煽り、社会を不安に陥れ平安を乱す不届き者は断固排除しなければなりません。

それって・・・・、「俺」の事か?
反省!




■2013.09.04  morning  管理人

朝起き
て、何とか理由付けて休みたかった。
けど、付ける理由が見当たらないもので、重たい体を引きずって職場へ。
出張が週後半だと間に土日が挟まるのでいいのだが、
月〜火の出張は辛い、休みまで後三日もある。

 新神戸駅へ向かう途中で立ち寄った異人館

この歳になって、働かせて頂くだけでも感謝せねばと妻は言う。
私も渋々そう思うが、
しかし感謝の気持ちを持っても、体がキツイのには変わりはない。
今日を入れて後三日、ガタがきている体をいたわり何とか頑張らなければ。

長時間の在来線で、腰が・・・・・・痛いのだ。



■2013.09.01  night  管理人

明日から出張。
港町神戸。
週末の台風襲来でやきもきしましたが、セーフ!
当地からの神戸空港行便がないので伊丹便にしようかと迷ったが、
結局、JR在来線乗り継ぎの新幹線に。

それでもって、久々に往復はかなりの時間を要しそう。
スナック菓子と道中で読み切れそうな単行本を事前に購入。

一様、用務は仕事だから道中はビールではない。
これにお茶を加えて道中三点セットを準備。

 ビールならナッツかスルメイカなのだが・・・

忘れざる日々Vol.4の告知ページをアップ。
Vol.3までのページフォーマットをそのまま使ったから、手抜きと云えば手抜きなんだけど。
それでも写真の加工やレイアウトの調整で、日曜の午後一杯を要しました。
誤字等の校正も十分していませんが、次の更新が出張帰りで、発刊に遅れを取りそうなので取り敢えずアップ。

メーリングリストによると、上旬には発行になるそう。
それと、
結構な手間が掛ったそうですが、Vol.4からISBN(アイエスビーエヌ、International Standard Book Number)を取得したそうです。
日大闘争を記録する会の皆さんが頑張ってくれました、ありがとうございます


それとそれと、ついでに一言。
ニュース見てたら、汚染水垂れ流している国がオリンピック招致だと、アホかいな!
競争相手の二国が紳士的にここを突いてこない事をいいことに、
それに垂れ流しを将来的に止める目途も一切示さず、
これは世界を股にかけた”詐欺行為”だっちゅうの。
サムライニッポン、恥を知れ!




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