my favorite songs
 
■2014.08.29  morning  管理人

出勤間際にシルバー人材センターが9月の広報を配達してきた。
170世帯分で結構なボリュウム、どさっと玄関先に積み上げそのまま出勤。
リタイアした身なら日中ゆっくり仕分けが出来るのだが、一様勤め人なもので夜鍋でこれを班毎に仕分ける。
この作業もこれで5回目。
妻も近所の方も、大変ですねというが仕事と思えばそれほどでもない。

町内会長を仰せつかって半年ほど、
広報の配布や回覧が定番業務だが、他にも幾つか。
公民館の鍵管理、サークルや各種教室への貸し出し。
街路灯の蛍光管交換の手配。
児童公園の清掃。
町内の弔い事、これまで5ケ月で5件の葬儀に参列、ほぼ月一のペース。

以上は淡々とこなしていけばよいが、そうはいかない事も幾つか。
会計さんが町内会費の徴収で困って相談に来た。
「会長さん、会費請求に班を回っていたらですね」
「うちらみたいな生活保護の世帯まで徴収するのかと言われまして」
「如何しましょう?」

前会長からそんな引継ぎは受けていないので、問い合わせた。
「お願いして断られたら、無理には徴収できないので・・・」
前会長、歯切れが悪い返答。
「それで、結局徴収したのですか?」
歯切れが悪いので突っ込むと、結局、徴収できていないという。

生活保護の問題は仕事でも関わっている。
最低限の生活水準を維持するために保護費は給付されている訳だが、
その最低限の生活に地域共同体の町内会費が含まれているかどうか?
反対に受給者から「町内会費を払えと言われたが、払わないといけないでしょうか?」
ちゅう生活相談を受けたら相談員として如何応えるか、私は両方の立場にいるのが悩ましい。



思わず手を合わせ照れ笑いを・・・・・

もう一つのそうはいかない事。
地元の社会福祉協議会から寄付の要請が来た。
赤い羽根共同募金や日本赤十字など幾つかの寄付項目の中で気になるものが幾つか。
地元神社への寄付と、もう一つ、遺族会と護国神社への寄付。
これは私の信条に引っかかる。

地元神社は地域共同体の中にしっかり溶け込んでおり、信教の自由云々以前の存在に成っているから、これは棚に上げ百歩譲ろう。
日本赤十字への寄付も、公共性があることも否めないから、これもしぶしぶ百歩譲ろう。
かつてなら声高に切り込んだはずだが、我ながら寛容になったとつくづく思う。

しかし、遺族会と護国神社への寄付は如何かなと思う。
その寄付を社会福祉協議会が仲介していることも、私としては納得いかない。
社会福祉協議会は何人をも分け隔てなく、公共の福祉の為に帰する準公共団体。
護国神社が何人をも分け隔てない公共性を持っているとは私は思わない。

個別、私だからだろうが、悩ましい問題が幾つか。
さあ、どうやって”けじめ”つけよう。





■2014.08.28  morning  管理人

'71年のヨンニッパー(4月28日)に日比谷公園の松本楼は放火で全焼している。
沖縄ディーに参集した何れかのグループが機動隊とのドサクサに放火したのではと言われている。
勿論、騒乱の中なので真実は分からないが、
多分、そうだろうと私は思う。

唐突もない話だが、
私は松本楼が炎上したその夜、日比谷公園に居た。
集会に参加する前から、日比谷公園を取り囲む辻々に黒い影を沢山見ていたし、
それとこの夜の事だったと思うが、公園周辺を警備していた警察官が公園に引っ張り込まれ、学生に取り囲まれピストルをガバッと抜き身構えた場にも遭遇したし、
私のうぶ毛が敏感に「今日はヤバイ」という空気を感じとった。
なもんで、翌日はバイトも有るし集会半ばで早々に立ち去ることにし公園の出口に向かった。

出口のところで明大に通っている高校の同窓生にバッタリ。
「おい、今日はヤバイ雰囲気だから俺は早々に帰るよ」
そんな言葉を交わし別れた事を憶えている。
翌日の新聞には炎上する松本楼の写真と、多数の学生がパクられたとの記事が。
伊達に場数を踏んでいない私の”体感”は正しかった。

その明大の同窓生と再会したのは数十年後。
「おい、あれからどうなった?」
そう尋ねると、
「いや〜、見事にパクられてね、大変な目にあった」
私、
「だから、あの時、ヤバイといったろう」
彼、
「ワハッハッハ・・・・」
何十年後の話だから笑い話で済んだ。

その時、その同窓生がこういった。
「最近、楽しい遊びを覚えてな!」
「楽しい遊び?・・・・」
「メールでな、騙しというかワンクリック詐欺があるだろう」
「それにワザと引っ掛かってな、業者をからかってやるのさ」
「当方にはやましいことはないもないし、相手が分かるこちらの情報はせいぜいメルアドとIPの範囲」
「からかって、向こうがマジに成れば成るほど面白いのさ」

跳ね上がりというか、災いを避けて通らぬ気性というか、
悪い奴をいたぶって楽しむ性格、いかにも彼らしいと思った。
ところで、最近頻繁に来るメール、
一丁前に偉そうに能書き書いているが、こけおどしは見え見え。
彼に習って、どうやっていたぶってやろうかと思っている。





■2014.08.26  morning  管理人

8月に入って雨が続く。
半端でない雨もショボショボの雨も相容れて雨が続く。
特に土日は一度も晴れた日がない。
晴れがないということは、草木の手入れが出来ないということ。
雨合羽被ってまでやる根性は私にはない。

草木の手入れが出来ないということは、つまり庭はジャングル状態。
これは決して誇張ではない。
日頃から草木は伸び放題が好きなほう。
伸び放題が度が過ぎるとジャングルになる。



この豆腐にはまいった降参、プロパンボンベ積んだバイクにも降参

ジャングルになっても私は困らないのだが、如何せん、温帯気候の当地では草木の健康に問題が生じる。
樹木はそれでも問題ないのだが、草花は適当に隙間を作って陽と風を入れなければ痛んでしまう。
これは問題なのだ。
今度の土日、もし雨なら合羽被ってでもやらなければ、
久しぶりに覚悟を決めた。





■2014.08.25  morning  管理人

「**さん、私、撮るから拝んで!」
チャィニーズ訛りの日本語で、横からガイドさん。
はずみと云うか、条件反射というか・・・・・・。

観光コース定番の神社仏閣、名所旧跡巡り。
私は唯物論者ではないが、神社仏閣での「礼拝」はしない。
何故といわれても、思想信条ほどの高尚なものでなく習慣でそうなっている。
フムフムと拝む方々や建物を眺めているのが常だが、ガイドさんに声掛けられつい手を合わせてしまった。
今般、一生の不覚だった(笑。

歳に似合わずよく食べよく寝たもので、四日間体調は良好。
日曜日、無事帰国。
問題はこれから、
今後どっと出てくる疲れに抗し切れるかどうかだ。

しかし・・・・・、
二人乗りバイクはよく見かけた。
三人乗りバイクもたまに。
四人乗りバイクを見かけたときは仰天した。





■2014.08.19  morning  管理人

私は当地の観光名所を通り抜けて職場に通っている。
毎日のように小旗を立て引率された団体客、少人数のグループ、団塊らしき夫婦連れなどと行き交う。
私の前職場は経営悪化でいわゆる慰安旅行は途絶え、今も途絶えていると聞いているが、どっこい世の中はそうでもなさそうでひっきりなしに団体客が行き交っている。

一昨年、今の職場に来て久しく行ってなかった職場旅行に連れて行ってもらった。
2011年9月、その初めての旅行先は赤道直下。
窮屈なエコノミー席に8時間程缶詰になってやっとこさ着いた。
本来なら二年に一度の定例で昨年あるはずだったが諸事が重なって中止。
その旅行が今週後半、三年ぶりに復活、これが職場で行く最後になるだろう。

私の希望としては”解放チェンチェン”のベトナムに行きたかったが、
今回は日程の都合で端折られ手近なところに。
余り気乗りしないのだが、
団体旅行は何もかも人任せでお客様でいいし、それに仕事を休んでいけるもので。
唯一面倒な土産は早々にカタログ注文、帰って来る日に届くよう手配した。

でぇ・・・、
旅行の準備だが、
はたと考えるが準備することが無い。
持って行く物も、思いつくものはガイドブックにデジカメ、それにパスポートに若干の現ナマ。
着替えも一着+下着が何組か、それ以上でも以下でもない。
それなりの”海外”旅行なのだが、出発を間近に思いつく準備がないのだ。

 




■2014.08.14  morning  管理人

土曜日と日曜日、吹き出る汗をぬぐって墓掃除。
当地にも久しぶりに強烈で眩むような日差しが戻ってきた。
我が家と妻の実家とを掛け持ち私には守るべき墓が二つ在る。
昨年の今頃、炎天下とうだるような湿気で危うく熱中症になりかけた。

水曜日、休みを貰って義父の初めてのお盆。
身近な親族だけでお祭りを催した。
昨夏の葬儀の際、おとなしく殆ど私の腕の中にいた孫娘、今夏は大勢集まった人に興奮し元気に走り回っている。
夕方、疲れ果てて私の腕の中でスヤスヤと眠りに。

「貴方、子守を押し付けられて大変ね」
「子供たちは(面倒を見ずに)如何したのですか?」
孫娘に係りきりの私に妻の突っ込みが、
「いいんです、私は面倒見させてもらっているんですから」

夕方、迎え火を焚く。
逝った者、
健やかに命満ちて育つ者、
それぞれが交差する夏。





■2014.08.07  morning  管理人

8月1日に同窓会案内ハガキを391通投函した。
幹事の皆にはハガキに代わるものを手渡すのでそれを加えると合計で412通(名)になる。
投函して丸5日経過、少しずつだがハガキが戻ってきた。
宛名不明が10通、出席が4通、欠席が7通の合計21通。

一番先に宛名不明ハガキが戻ってきた。
丸5日で391通のうちで宛名不明が10通、思っていたより少ない。
当たり前の話だが、日本では宛名不明でハガキが行方不明になることはない。
極めて事務的かつ迅速に発送人の所に戻ってくる、だから後一週間ほどで宛名不明で舞い戻ってくるハガキは落ち着くと思う。

そういう意味では
郵便をはじめ、鉄道・運輸、電話、電気、水道、ガス、それに情報など日頃意識することが余りない社会のインフラ、日本は世界一だと思う。
普通の生活で当たり前と思っていることが如何に大事なのか、舞い戻った宛名不明ハガキを見て今更に思う。
う〜ん、この際、電気と情報は如何かなとも思うが。

私の今後の憶測だが、
端から出席する意思のない者は、即座に欠席の返信をするか、それとも連絡自体を無視する。
欠席か出席か迷っている者は、回りの状況を確かめて判断するからワンクッションおいて返答する。
出席するつもりの者は、その内に返事すればいいだろうと即座に返答を出さない。
以上のように思うから、まず欠席のハガキがパラパラと届いて、その後に出席のハガキがパラリパラリ届くと思っている。
だから、出欠集約は最後の最後になるだろう。

ところで、
同窓会発起人代表を引き受けた際に、
「仕事と思えば、別に大したことではありませんから・・・・・」、とうそぶいた。
結果、取り敢えず今までは大したことない。
淡々と合意形成をはかり、事務的に手順をこなしてきたのだが、
同窓会の準備を進める上で、一番肝心なものが欠けていることに気づいた。

ワクワク感に乏しいのだ。
今後の課題は、
そこのところをどう立て直すか、
なのだ。





■2014.08.04  night  管理人

「母さんに今日一日頼めないかな?」
何時も通り早朝に起き、ぼーっと天気予報など観てたら六時過ぎ長男から電話が有った。
悪天候で保育園が休園になるという。
救援の求めだった。

運よく在宅していた妻、今日は予定を入れていた。
「何なら私が仕事を休もうか・・・」
腹を決めそう提案したが、
きっぱり、「いいです、私が予定を変更して面倒を見ます」
妻、口調の割には表情は嬉しそうだった。

たまの夕方、数時間面倒見るだけで疲労困憊する、終日となるとお互いこの年齢では想像を超える。
少しでも手助けをと、夕方、仕事を切り上げ早めに帰宅した。
無事任務完了し、二人で何時もより遅めの夕食を済ました。
妻、ソファーに倒れ込みそのままうたた寝している。

一方、我が任務は未だ残っている訳で、ギャングが散らかした居間の片付けに夕食の後片付け。
それがやっと先程九時前に完了した。
私にとっては既に深夜だが、優しい気持ちを一杯貰い、気持ち良い疲れ。
シャワー浴びて、早々にお休みなさいなのだ。





■2014.08.01  morning  管理人

「出た・・・」
彼女、お尻に手を当てて上目遣いにそう云う。

「お〜い大変だ、出たと云ってるぞ」
妻が慌てて覗く。
「あ〜ららぁ・・・、立派なのが出てますよ」、
そう云って妻は手慣れた所作でオムツを替えた。

「初めてだよな、はっきり意思表示したのは」
慌てたので、褒める事を忘れていた。
「そうですね、次からはしっかり褒めてあげましょう」、と妻。
3月6日の日記から5ケ月、一歩一歩しっかり成長している、
そんな日々に付き合えることに感謝。

猛烈な日差しに立ち眩みしている間に、気がついたら八月になった。
息子達が忙しく、保育に付き合う機会が増え、疲労困憊する日が増え、暦が飛ぶように過ぎてゆく。
それでも、世間の憂さや仕事の疲れを差し引いても優しい気持ちが残る。
これがホモ・サピエンスのDNAだろう。




管理人日記トップに戻るトップページに戻る