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■2016.05.30  night  管理人

私が理系だから理学部の食堂に入ろうと言うと、
「止めとけ、そこは民青食堂だから」
「理学部は民青の拠点、ここでは色々あったから」
友は未だに当時のことを根に持っていた(笑。

市街地周辺を案内してもらい、お昼が近づいた。
「どうする、もっと色々と周辺観光するか?」
「それと北大の学食でお昼にするか?」
私は迷わず、
「勿論学食、今日の観光メインは北大だから!」



 その昔この胸像に黒ヘルメットを被せていたそう、とてもチャーミングで似合っていたそう(笑。

結局、北大キャンパスを出てきたのは三時過ぎ、殆ど半日掛けた観光だった。
夕食までしばしホテルで休憩。



■2016.05.30  morning  管理人

「オイラ達の若い頃はヒゲのオジサンなんて高くて飲めなかった」
悪友は看板を見上げ懐かしそうに言った。

その昔、桃井コンミューンは毎夜酒盛りだった。
バリケードで気心知れた仲間、その仲間が連れてくる他大学の学生。
毎夜毎夜、六畳だったか四畳半だったか既に正確な記憶は失せてるが、狭い部屋に多いときは十数人。
後にこのアジトの住人になるお銀の回顧では最高で十六人入っていたそうだが。

酒盛りにはアルコールが必要、敢えて”アルコール”と言うのは酔えば良いので高価な酒ではなく酔える成分が入っていれば何でも良かった。
安いアルコールの代表格はジンとウオッカ、このアルコールを大瓶で買い求める。
時には”革命的調達”も行った、この言葉の意味分かる方には分かる。

酒に弱い私はどんぶりにジンを少しライムをドボドボと注ぎ込み飲んだ。
オシャレに言えばジンライムという。
酒に強い会長さんたちはウオッカをストレートでグイグイやる。
つまみは主に野沢菜漬け。

そんな酒盛りが毎夜続いたが、その場にウイスキーの記憶は少ない。
バイトの稼ぎが入ったときなど珠に高級なアルコールが手に入った。
ハイニッカかサントリーのレッド。
真っ黒な瓶に入ったブラックニッカとか、サントリー角までは手が届かなかった。
桃井コンミューンはそんな毎夜毎夜の酒盛りで少しずつ狂っていった。



■2016.05.26  morning  管理人

「おい、札幌観光どこへ連れてって欲しい?」
先日、「札幌での飲み食いは任せとけ」って誘ってくれた悪友から電話が。
何処っていっても、私は何も調べていない。
「適当でいいよ、ガイドブックに載ってるお勧めコースってのが有るだろう」
私は名所旧跡を見て喜ぶタイプではない。

でもとっさに思いついた。
「そうだな、北大のキャンパス行ってみたいな」
「大学食堂は誰でも入れるってガイドブックに有ったぞ」
これがお勧めコースかどうか知らないが、構内を喜々として案内するだろう悪友の顔を思うと・・・・、
立場は反対だがこれは私の悪友への最大の”もてなし”。

はなちゃん初めての空の旅

「でぇ・・・・何処なの?」
「あんたらが立て籠もった校舎は?」
なんて問えば、もうこれ以上のもてなしは無いだろう。
これで、その晩のもてなしは何ランクも上がると言う事だ(大笑。

札幌観光二日で、三日目からはレンタカーで温泉地を巡る。
その昔、まだ元気で毎冬スキーに興じていた頃、大枚はたいて家族でスキーに何度か来ている。
団体旅行の付き添いでも道東巡りに二回来ているが、これはあくまで仕事で観光ではない。
だから純然たる観光は初めてといってよい。

私にとって一番の見どころは富良野や函館でもなく、北大キャンパス。
それと一番の楽しみは”温泉”。




■2016.05.23  morning  管理人

私が統計調査を受持った地区は商店街。
隣の県庁所在地の商店街や郊外大規模ショッピングモールに客を取られて商店街は寂れる一方。
追い打ちは、街中を迂回する高規格バイパス道路が整備され通過人口も激減している。
多分、商いは衰退する一方で歯止めは利かないと思う。
調査はそこで生計を営む零細な商店主が主な対象、だから相当なリアクションが有る事は最初から”覚悟”を決めていた。

それでも昨日綴った様な極端な事例は極少数。
一定期間で繰り返し行われている調査だから調査員が地元住民ということは商店主も多分理解している、だから愛想を振っておいても損しないとの商売の鉄則を心得ているからだろう。
その鉄則をしても、商いの不振からついつい余裕を無くし、八当りし易い”にわか公務員”に当ってしまうのだろう。

はなちゃんのDLデビュー


調査初日に行った自転車屋さん。
旦那さん仕事に精出していたが、店の奥で事務取っていた奥さん人懐こい。
奥さんに私は50年前から住んでいて、高校生だった頃この店で通学用自転車を買って貰った事を話した。
自転車は確かミヤタというブランド、当時としては高級な三段切り替えが付いていた。
地元の商店街でそんな昔話をするなんぞ初めての事、ついつい世間話に興じ、結局、次男坊に持って行かれた折たたみ自転車を買う約束(泣。
奥さん、愛想振って”一円”儲けた訳だ(笑。

もう一軒、後期高齢者が集う喫茶店、調査票をお願いしたついでに珈琲で一休み。
ママさん、私が途中からお客様に”変身”したので愛想良いのは当然だが、
地域の後期高齢者の皆さんに交じってしばし四方山話に興じた。
調査員の仕事を受けなかったら経験できない交流だった。

「ちょっと、飲んで行きなさいよ」ちゅうて言われたら、どう対応しようか、事前の予測でビビリ回っていたのが飲み屋、私の受持ちで10軒。
これを愛想と言うか営業と言うか、こういう突っ込みへの対応、私の中では一番乏しい”経験値”。
宵闇迫る二日目、土曜は飲み屋さんを外せない、午後七時頃から”深夜調査”開始・・・・・、
ところが予想に反して殆どの店が愛想いい、一軒だけ私を公務員と間違ってだろうが”行政”への愚痴を聞かされたが。

それで、与えられた調査票の配布は二日で完了。
これで週末から心おきなく北海道へ行けるのだ。



■2016.05.22  morning  管理人

「国の統計調査で経済センサスの調査員ですが・・・・」
そう言った途端、ご主人、顔をそむけこちらを見ない。
「アッそう、そこへ置いといて」
「済みません、六月に入って調査票を集めさせて頂きたいのですが、何時が御都合よろしいでしょうか?」

ご主人、下を向いたまま返事をしない。
回収する日時を決めたいのだがこのままでは埒があかない。
「それでは*日の*時で訪問させて頂きたいのですが宜しいでしょうか」
一貫して私の存在を無視しこちらを見ないし返答もない、愛想のアもない。
仕方ないので訪問日を一方通告し店を出た。

その前に訪問した自動車修理工場。
何度来ても人の気配が無く、工場の中を風だけが吹き抜けていく。
三度目に訪問した時、よく見ると工場の三階が住まいになっている、錆びてきしむ階段を上がった。
何度も御免くださいと大声で叫ぶと、やっと高齢のご婦人が出てきた。

「私では分からないので主人を呼びます」
かなり待たされてやっとご主人が、かなりの年配。
「お前は何者だ!」
渡した調査票を片手に、開口一番強烈な一喝だった。
「私は国の統計調査員で**と申します」

「それは分かっている、だから何者だと聞いている」
「役所に調査を委託されたこの地域の住民ですが」
するとご主人、私の目をまっ直ぐにらみつけ一言、
「調査は拒否する!」

訪問するなかで極端な事例を二つ綴ったが、私は後者には何の不快感も感じなかった。
そうでないのは前者の事例。
守秘義務があるので詳しくは書けないが、前者はスポーツショップのご主人。
私はそこで買物したことは無いが、妻は時折利用しているそう。

私のような年金生活者、頑固で人付き合いが悪く、人に愛想を振らなくても生活に困る事は無い。
金額の多少は別にして、取り敢えずお国から年金が滞りなく出る。
返して商売をしている方、そういう訳にはいかない。
特に私の住んでいるような田舎で人を相手に商売している方は、云わば人気商売。

人は何処で繋がっているか分からなく、思わぬところで繋がる、田舎の狭い地域ならなおさら、
だから、取り敢えず誰にでも愛想振るのは商売の外せぬ鉄則。
それに愛想振りまわっても一円も損することは無い。
ご主人、商売が上手くいってなく私に八当りしたのか、それともお上の回し者だから私を無視したのか、私は多分前者だと思うが。
何れにしても愛想を振らなかったので”一円”損した事だけは間違いない。

調査員、嫌われ役でやり手がなく役所が困っているとの妻の言。
調査二日でひしひしと感じてます。



■2016.05.20  morning  管理人

「じいちゃん、頭どうしたの?」
夕方の斜めに射し込む木漏れ陽、きっと私の後頭部にそれがピンポイントで当っていたのだろ。
眩しい輝きに三歳の孫娘、きっと”後光”を見てしまったのだろう。
「それはね、じいちゃんが”神様”だから」
とっさにそう言えば良かったのに、残念!

それで落ち込んだのではないが昨日散髪に行っていた。
理容師♀さんとの四方山話、”後光”の一件を報告したら大いに受けたが、そのリアクションはさすが頭髪のプロフェッショナル、
「**さん、後ろが薄い(プロだから決して”ハゲ”とは言わない)のは良いんですよ!」
「カツラ付けた時、不自然なのは生え際」
「その点、**さんの場合生え際は地毛だから、分かりにくいですよ」
プロフェッショナル、話題をネガティブでは無くポジティブに持っていく、私はいい理容師さんに恵まれて幸せだ(笑。

先日のばあちゃんのお誕生会、ここでも二人が主役

そろそろ、札幌の悪友に誘われた北海道旅行が近づいてきた。
一方、先日綴ったお国の経済センサス調査、この20日から調査開始。
与えられた事業所を訪問し調査を依頼して回るのだが、その依頼の完了期日が月末迄。
それで六月からはその調査票回収、私の場合その期間のど真ん中で一週間ほど北海道へ、つまり他の調査員と比べて日程が一週間タイト。
調査対象には夜しか営業しない飲み屋さんも、私にとっては不得意な深夜労働もある。
この一週間のダッシュが肝要なのだ。



■2016.05.19  night  管理人

偶々”おしっこ”で訪れた河川敷の公園、保育園の帰りに三日続けて通っている。
今日は公園着くなり「じいちゃん、赤ちゃんパンツ!」
つまり公園でうんこをもよおしたのである。
三歳の幼子の下ネタなので許してほしい。

「困ったな・・・」
「じいちゃん、今日は赤ちゃんパンツ持って無いから」
「そうだ公園のトイレで頑張ってみようよ」
公園トイレはユニバーサルタイプ、おしめ換え台も備わり広々とし、大人用の隣に可愛い幼児用の便器もある。
何処かの老舗デパートとは大違い。



撮らないで!、と背を向け三歳児はしっかり肖像権を主張、川原で石投げ、ほぼ同じ場所で38年前のパパとばあちゃん。

ところが便器に座ると、
「はなちゃん、うんこ出ないの」
「そうか、じいちゃん頑張ってくれると嬉しいんだがな・・・」
結局”小”だけで”大”は諦めトイレを出た。

昨日よりも増してしっかり遊んで帰りつくと、
「母さん迎えに来て待ってたけど、買い物に行ってきますと引き返しましたよ」
はなちゃんとのデート、じいちゃんは時間を忘れるほど楽しいのだろう(笑。
梅雨はもうすぐ、公園で遊べるのはもう何日もない、明日も頑張ろう!




■2016.05.18  morning  管理人

保育園の帰り、
「じいちゃん、おしっこ!」
「お家に帰るまで我慢できる?」
「出来ない!」

彼女、おしめでなくおねえちゃんパンツ。
お漏らしされると彼女もシートもびちゃびちゃになる、さてどうしたものかと。
途中の河川端に公園が有るのを思いついた。
帰路を少し外れそちらに。

「良かったね、何とか間に合って」
事を済ましてホッとしていると、
「じいちゃん、あっち・・・・」
盛ん私の手を引っ張る。

あっちを眺めると遠くに遊具が見える。
「お父さんに連れてきて貰った事有るの」
「ウン!」
結局、はなちゃん遊ぶこと小一時間程。

「じいちゃん、頭どうしたの?」
後ろではなちゃん、
「これはね、お歳で髪が抜けてしまったの」
「どうして・・・、引っ張ったの?」
川辺の夕方、どうも私に優しい”後光”が射していたようだ(大笑。

木漏れ日、川面を伝う優しい風、遠くに鉄橋が見える、梅雨はもう直ぐ。





■2016.05.15  morning  管理人

何時もは居酒屋だが今回は珍しくイタリアンレストラン。
腰の曲がりかけた爺さん連にはテーブルと椅子は嬉しいし、席から席への移動も楽、同窓会にはこれがいいとつくづく思った。

まあぁ・・・、半年毎に開くのだから毎回毎回大勢で賑わうと言う訳にはいかない、それでも20人近く。
初めて顔を出した”新人”さんも居た。
「おい、ホンモノの同窓会は来年だよな?」
「おいおい、それはオイラ達が七十歳になる年の2018年って決めてるだろう」
気の早い奴、はやから次回開催を勝手に一年短縮している。

「そん時にぁ〜お前さんが幹事だぞ」
「分かってるか、お前さんは”永年”幹事だからな!」
「そうだな・・・、次のまでは頑張って生き永らえたいと思ってるが、それから後は責任持てないからな、生き残ってる奴でやってくれ」
まあ、あちこちでハッパ掛けられることしきり。

宴会最後の締め、
「次は半年後の11月に会いましょう」
「それまで皆さん何とか生き永らえて下さい」
これからはこれまで以上に、誰にも先の命の保証は無いという事なのだ。



■2016.05.14  morning  管理人

司会者に「一言」と言われ十言以上喋らせてもらった(笑。
最初に「日大全共闘には他大学の全共闘と二つの大きな相違点がありました」と、
「第一に他大学で全共闘に敵対した民青が日大には居なかった事、居ても無視できる相手だった事」
「第二に、他大学ではおそらく無かっただろう右翼的な学生が全共闘に加わった事」
この事はここにも何度も何度も綴っている。
それから、当地で無責任に跳ね上がった幾つかのエピソードを披露した、後の祭りだが、我ながら少々喋り過ぎたと反省している。

私の席の隣に座っていたのが女子大全共闘だった市会議員さん。
立ち位置は旧社会党最左派、かつても今も揺るがぬ信念で活動している。
彼女と昔話に興じていると、一人が酒を注ぎにやってきた。
彼は全共闘序列では末席に位置する三歳年下、先輩にそそのかされ訳が分からず沖縄ディーの全国動員で上京している。
そして訳が分からず白ヘルメットを被らされ、結果、遥か東京の地でお縄になっている。
”訳が分からぬ”というコンセプト、当時全国動員に借り出された地方の学生の多く見受けられた”社会現象”らしい。

そんな彼、役所を勤め上げ故郷の自治体で議員をしている。
同じ議員なもので市会議員の彼女に彼を紹介した。
「彼、右翼の**さんです」
私はおちゃらけでなく真面目に紹介したつもりなのだが、
「勝手にレッテル貼りしないで下さい!」
彼にとっては私は三学年上、この世界の立場的には神様にも匹敵する存在、それで言葉はしっかり敬語だが顔はマジ。

参加者を紹介する司会の二人、紹介よりも披露するエピソードの方が長かった(笑。

「私は右翼ではありません、民族派で変革を恐れない”過激派”です」
取り敢えず彼の自己主張を真面目に受け止めると、方や彼女は旧社会党最左派、これは水と油の決定的な相対関係。
弾けるかなと密かに楽しみにしたのだが、二人は和やかに談笑。
かつても訳が分からず、今もそれ以上に訳が分からない彼、これからもよろしくと席を離れた。

それで、彼のマジな剣幕に腰が砕けてしまい得意の突っ込みを入れられなかった私、
「民族派と右翼って違うの、ワタシャー一緒だと思うのだけど」と遅まきながら彼女に。
彼女、笑っていたが・・・・・、そうするしかなかったのだろう。
全共闘の絆ってどれほどの許容力が有るのか試された一場面だった。

それでそれで、訳の分からぬ年少の彼から貰ったチラシ、活動記録にこう記されている。
2月8日、建国記念日講演打ち合わせ
3月1日、日本会議**幹事会
3月6日、自衛隊入校激例会
写真は今般の参院選挙自民党候補者とのツーショット。

これって”普通”の右翼だと思うのだけど。
それでそれでそれで、
かつて全共闘で今・・・・、こういう右旋回パターンって結構多いのだよな(大笑。




■2016.05.13  morning  管理人

楽しかったが”部外者”なもので少々疲れた。
地元国立大全共闘最後の大同窓会にお招きを受け昨夜参加した。
司会が北は北海道、南は沖縄からと紹介していたので本当に全国動員だった。
闘争を通じて一緒になったかどうかは定かではないが、930の会と違って夫妻での参加が多いように思われた。

「当地で初めて縦になり横になりフランスデモをした」
「機動隊が両側を挟んで守ってくれた」
「?・・・・・・・」
フランスデモで両側を挟まれる、それはチト違うだろうと思ったのだが。

参加者を紹介をしたのが一緒に東北温泉旅行に行っている二人。
紹介よりも当時のエピソードの披露の方が長かったが、
私の紹介の時は、
「彼は東京の新鮮な空気をこの全共闘に持ち込んでくれました・・・・」



私以外にも他大学からの参加者が、ブントで安田講堂籠城貫徹組の愛媛大の二人の笑顔、籠城二日でその後の長い長い苦難の裁判闘争を経ているはずだが私より十歳は若く見えた。

まだ親と決裂していなかった'69年頃、帰省の際に理闘委の仲間が当地に遊びに来た。
物見遊山の気分でこの全共闘の皆さんの集会やデモに参加した。
物は壊すは本気でぶつかるはハチャメチャしたのだが、それを”新鮮な空気”と言われて、穴が有ったら入りたい気分だった。
一言と言われ、十言程以上言って最後に当時の非礼を詫びた。

因みに両側を挟まれたという”疑惑”のフランスデモ、
たった二人で始めた”全共闘”、始めてのデモもたった二人だったという。
それでも・・・・、50年近く経った今でもこれだけの人が集まった。
貴方らは偉い。

さあ、次は半年毎の定例ミニ同期同窓会。
ハァ・・・・・・・・




■2016.05.12  morning  管理人

「はなちゃん、明日ミッキーさんに会えるんだよ、いいなー」
昨日、保育園のお迎えの帰りはなちゃんにそう話しかけると、
「はなちゃんはね、まだ(うんこは)赤ちゃんパンツだから・・・・」

帰って妻に、
「本人はディズニー行き条件をクリアー出来たと思っていないよう・・・・」
「どうも明日行けると思っていないようだ」。
妻ははなちゃんに、
「大丈夫だよ、お利口にしてたから連れてって貰えるよ」
妻と二人で説得したが、本人はいまいち盛り上がっていないし、ピンときていない様。

未だ三歳、そもそもディズニーランドが何なのか理解が及んでいるのか、
行けば分かるだろうが、行く前のワクワク感を三歳児に望んでも無理な話ではないか、
そう理解した。
それで今朝一番、空港ロビーからスナップが送られてきた、
さあはなちゃん、初めてのお空だぞ、本番だぞ!



それらしき蜂がいるかどうか定めてみたが見分け方が分からない、山ボウシが満開。

トラップ、蜂でぎゅうぎゅうになったので中のカクテルを入れ替え新しいのを吊るした。
ペットボトルから出して数えてみると15匹。
ネットには4〜5月頃、巣作り始めるため女王蜂が飛ぶ始めると書いてある。
トラップでその女王を獲るとその後の巣作りが阻めるらしい、どこかの抗争ではないがピンを狙えと言う事だ。

それで、6月以降も吊るしておくと返って獰猛な働き蜂を誘引するので止めた方が良いともネットに書かれていたが、
もともと我が家の庭はブンブン飛び回っているし、
樹の高い所に吊しているのでそう危険は無い、当分続けてみようと思っている。




■2016.05.09  morning  管理人

昆虫採集に興じたかつての少年の心境。
おぼつかぬ足で泰山木をよじ登る。
近づくと周りに酸味の効いた甘いにおいが漂っている。
このカクテル、日中の熱で有機発酵するとネットには書いてあった、これに誘き寄せられるのかとしばし納得。

手製の捕虫器、円筒なもので遠くからでは中が判別しにくい。
最初は梯子を立てて設置したのだが、中を確認するため今回は脚立を立ち掛けよじ登った、
おぼつかない手足だが元々身軽、この歳でも木登りはそれほど苦ではない。
8日夕刻で丸三日目、数えると8匹、これほど獲れるとは思っていなかった。

「ねえ、パーティーしようよ!」
はなちゃんパーティーが大好き。
お誕生日や桃の節句など、家族の祝い事がある毎に我が家で食事会を開いている。
祝う題目は何であってもは三歳のはなちゃん、一歳の従姉妹の妹分の二人が主役になる。
それが最近は「ねえ、お庭でパーティーしようよ!」と進化した。
昨夏、庭でバーベキューをした事が一度ある、それが印象に残っていたのだろう。

捕虫がどの程度の確立なのかは定かでないが、我が家の庭周りは相当の数が飛んでいる証拠。
そういう意味では庭は幼子にとってはデンジャラスゾーンと言う事になる。
トラップ、もう何本か仕掛ける事にした。



■2016.05.08  morning  管理人

「貴方ね、成り手がいなくて上手く乗せられたのよ!」
行政の裏事情に詳しい妻に嫌味を言われた。

先日、役所の経済センサス活動調査員説明会に出掛けていた。
三月だったか役所から電話が、
「国勢調査をきちんとやって頂いた方にだけお願いしていますが・・・・・」
妻はこれが”ハニートラップ”だと言う。

そう言えば、前にも似た様な経験がある、
65歳を期しての高校の同期同窓会、色々あって代表幹事に誰を選ぶかで混迷したらしい。
私は高校時代お茶目こそしたが地味で目立たぬ存在、同窓会幹事の面々はかつて派手に校内を闊歩していた方々、私は準備会では末席に縮こまっていた。
代表に手を挙げる者が居なくて困った挙句、あいつならお人よし、頼めば断れないだろうと、
「お前さんなら人が付いてくるから・・・・」と決め台詞でコロリと騙された。
一度ある事は何度もあると言う事だ。



 身分証明・腕章・照明付防犯ブザーの三点セット、十手こそ無いがこれで他称元トロ学生も立派なお上の手先なのだ(笑。

説明会、役所の担当は異動で変わりこの四月採用のピッカピッカの新採職員♂さん。
無理もないと思うが進行に四苦八苦、説明の合間に微妙な間が空く。
これがボケと突っ込みではないが年寄り爺さんには絶好の間、これから順番に説明するであろう先々の事を質問する。
「それは後で説明します」とピシャリと切ればよいものを、そこは新人さん、しどろもどろの返答をする。
「質問は説明が全部済んでからにしたら」と、余程、私が仕切り役に入ろうと思ったが、
身の程わきまえじっと堪えて付き合った。
どう見ても小一時間程で終わる内容の説明会が結局二時間以上掛かってしまった。

ところで、
「国勢調査きちんと出来た方だけに・・・・・・・」
ちゅうて調査員を依頼されたと書いたが、
説明会をグチャグチャにした爺さん、どう見ても「きちんと出来た方」には見えない。
要は物事の流れが理解できなく無頓着、私には加齢による”適応力の劣化”が顕著と見受けられた。
それで、前述の妻の嫌味、的を得てると感心した訳だ。

又しても上手く騙された!




■2016.05.07  morning  管理人

手製のハニートラップ捕虫器を仕掛け丸二日、三匹の成果が。

このトラップ、清涼飲料のペットボトルに、日本酒200cc、食酢100cc、砂糖100gでカクテルする。
日本酒と食酢は安価なものを、
ペットボトルは凹凸の無い丸い形状のものが良く、1.5リットルの容器が最適。
困ったのはこの容器の清涼飲料水、サイダーとかファンタしかない。
甘味料がタップリ入った飲料は勘弁してもらいたいのでペットボトルが空になる予定が立たない、結局中身を廃棄。

スズメバチが回遊してくるのは朝日が昇り空気が暖められた頃と日中の暑さが和らぐ夕刻の4時から6時頃、決まって単独行動で飛んでくる。
朝に一匹、夕に一匹、そして翌朝に一匹とまんまとトラップに掛かっている。
このペースだとトラップが一週間ほどで満杯になるかもしれない。
仮に一つの巣から飛んできているのだとしたら、先に行ったものが帰ってこなければ”戦死”したとし新手が出撃しているのだろうか?
何やらファーブルの心境になった。

四月から環境衛生委員を引き受けたと書いた。
ゴミ出し日には地域のゴミ収集所を巡回する。
曜日を間違えたもの、分別が出来てないものがレッドカードを貼られて残っている。
たび重なれば収集所の班に注意を催しすが、取り敢えず分別し直したり、指定日まで保管する。
プラスティックや缶、不燃物はいいが、これが生ゴミとなると3Kの極み。

私の地域はゴミ収集が有料、指定袋の購入代金が住民の負担金となる。
隣の県庁所在地ではゴミ有料化が争点となったが、結局、住民の反対で退けられている。
住民には無料で費用を行政が負担するとしても、それは結局税金で負担するので、そういう意味では同じなのだが、
ゴミ袋を買い求める有料方式は、低所得者もそうでない者も絶対額でほぼ同じ負担をする事になるので消費税と同じように社会的不公平だと私は思うのだが、我が町では既に決まっている事なのでここで文句は言わない。

それで、ルール違反を分別し直す作業は個人的ボランティアではないので役所の主管課に行ってゴミ袋を貰ってきた。
私は特命ゴミバスターなのだ。




■2016.05.06  morning  管理人

特製カクテルの”ハニートラップ”、初日にしてはや成果が。
カクテルと聞くと私等が思い浮かべるのはバーのカウンターに差しだされるアレではない。
今では厳重に保管管理がされているのだろうと思うが、私等の時代はおおらかなものだった。
さすがに工業爆薬実験で使う”雷管”は鍵付きの保管庫で入手困難だったが、某学科研究室、塩素酸カリの保管庫に鍵は付いてなく濃硫酸のダルマ瓶は何本も床にそのまま置かれていた。

写真では分かりにくいが二匹がハニーの海に浸かっている

主原料、濃硫酸、それを米帝象徴だったコーラ瓶でカクテルし、振りかけに塩素酸カリを加えれば、”モロトフ”さんの名が付いたアレが簡単に作れる。
某講堂攻防、赤ヘルさんが使った大量の濃硫酸が必要な一升瓶カクテル、当時、その供給元が私だとのうわさが流れたが、その真偽は歴史の闇に紛れて久しい(笑。
話は大きく逸れたが、これは間違いなく私が作った特製カクテル、
自然の摂理で行動している奴には罪は無いが、幼子への危険排除の予防措置として許してくれ。

冬ソナ最終話、何度観ても、その度に涙が滴り落ちる、
シンプルな精神構造、私の世代の特徴なのか、それとも私固有の属性なのか、
多分、後者だろう。





■2016.05.05  morning  管理人

五時前からもう明るい。
珈琲を点て、庭で新聞を読む。
今朝は薄手のシャツでは少し肌寒かった。
朝の空気は気持ちいい。

新聞に目を通していると近くでブーンという羽音。
ミツバチの羽音とは少し違う。
そ〜っと殺虫剤に手を延ばし狙いを定めて一気に噴射、そいつは一目散に飛び去る。
何もしなければまず向こうから襲ってこないのは分かっているが、幼子にこいつは危ないから。



早朝の珈琲タイムに殺虫剤は離せない、昨年5月網戸に挟まっていて冷や汗かいた奴。

桜が終わる頃から活発に飛び回っている。
どうも彼等の決まった回遊ルートのようで、朝一番、夕刻の定時、決まったように我が家の庭木の周りを旋回していく。
ルート上の泰山木に日本酒、食酢、砂糖をブレンドした特製カクテルのペットボトルをぶら提げた。
場所が良ければ面白いほど獲れる。

皆が休みの連休はつまらないので、何処にも行かず今朝は冬のソナタ25話(最終回)観てます。




■2016.05.04  morning  管理人

町内会総会も終わり、昨夜、引き継ぎも終わった。
町内会長は行政的には”区長”の役目も併せ持ち、私の代に新たに行政から提供された福祉や防災に関する名簿・台帳も保管している。
この名簿や個人台帳も新会長に引き継ぐ。
私の前の会長から引き継いだ文書バインダーは4冊だったが、新たにファイリングした文書や名簿・台帳等でそれが8冊に増えている。

新会長から電話、
「**さん、引き継ぎは**で午後四時から、後で新旧役員で一杯やりましょう」
「ウッ・・・・・・・・」
引き継ぐバインダーは5cm厚の物が4冊、8冊全部を重ねると30cm以上になる。
バインダーの中には高齢者や障害者など地域の支援が必要な方のプライバシーが詳細に記載された個人台帳もある。
引き継ぐバインダーの質量はともかくも、厳正に管理しなけれなならない名簿・台帳が三冊。
それで指定された引継会場が居酒屋。

結局、引き継ぎは町内集会場に変え、その後に居酒屋に移動するよう変更してもらった。
開口一番、
「飲み屋さんだったら、二度手間になるけど名簿・台帳関係は後日お届けしようと思っていました」
「これ、よっぱらって忘れたり、失くしたりしたら大変ですので」
新会長さん、町内会が福祉や防災行政にコミュットしているとの認識が無かったようで、
「ワタシ・・・、会長は回覧すればよいだけかと思ってましたので・・・・・」
新会長、認識が改められても役を引き受けたら後の祭りなのだ、名簿・台帳は厳正に管理するよう殊更オドオドしく引き継いだ(笑。

退職し、残したお役目の町内会長も無事引継が終わり、これで私は完全フリー、
・・・・と言いたかったが、
今度は地域の環境衛生委員ちゅうものをまたしても押し付けられた。
ゴミ出しは曜日を守り分別ルール通りされているか、
レッドカード貼られた(曜日や分別違反)ゴミを、場合によっては分別し直し指定の曜日まで保管したり。
公園や集会場の草刈り、トイレ詰まり、水道の故障諸々。

3Kの地域のお役目、
反戦平和、
何れにも軽重は無い、
こちとら一生一兵卒、厭わずやってやろうじゃないか!



■2016.05.03  night  管理人

去年のミニ同窓会、飲兵衛ではない私は二次会には参加しなかった。
代表幹事の私が居ない席でミニ同窓会を今後は季節毎(つまり三ヶ月に一回)に開くと決めたそうだ。
それが昨年七月の事、その三ヶ月後に決めた通り開いている。
それが昨年の日記にも綴ったはずだが、Uターン帰郷した元学長さんの歓迎会、それに関東の同期会と人によっては三ヶ月続けて同窓会が開かれた事になる。
私も、その言いだしっぺも、ミニ同窓会、歓迎会、関東同期会と三連ちゃんだった。


過ぎたるは猶及ばざるが如し、言いだしっぺ、さすがにこれはやり過ぎと思ったのだろう、今後は半年に一度にペースダウンすると昨年末に前言を撤回している。
時が経つのは早いもの、その半年に一度のミニ同窓会が今月中旬。
これも日記に書いているのだが、合わせて偶然の一致なのだが地元国立大全共闘が全国動員で開く同窓会も今月中旬。
先月、四月下旬にはUターン帰郷した同窓生自宅で同窓会。
この二ヶ月で趣は少々違うが同窓・同志の集まりが三回続く。
さすがに、「はぁぁぁ・・・・」なのだ。



■2016.05.02  night  管理人

「じっちゃん、ちゃんと出来た!」
「ミッキーさんに会いに行くの、ミニーちゃんにも!」
赤ちゃんパンツ(紙オムツ)にではなくトイレでちゃんと”うんこ”出来ると、父さん母さんにディズニーランドへ連れてってもらえるとの約束。
我が家に来るなり目を輝かせて嬉しいそうに報告する。

「良かったね!」
「飛行機に乗って、はなちゃんお空飛ぶんだよ!」
横から妻が、
「はなちゃん、じっちゃんがお小遣い沢山くれるからね」
「ばっちゃんにもお土産沢山買ってきてね!」

我が家では「我が世の春を謳歌」のはなちゃんに”強敵”出現!

そうは云ってもはなちゃん、我が家での”成功率”はまだまだ。
もよおすと周りに聞こえぬよう耳元で「じっちゃん、赤ちゃんパンツ」
おねえちゃんパンツを穿き替え部屋の隅で固まって一点を凝視、事が順調に運ぶと実に機嫌よく「じっちゃん、でた・・・」
妻は四歳になるまでには何とか”成功率”を上げねばと気をもんでいるが、
お尻洗うのも私の楽しみの一つ。




 

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